化石のような記事の供養のために公開
上映当時の感想の書きかけです
GWの始まる頃、リズと青い鳥の話をTwitterで見かけた。
出不精でコミュニケーションが嫌いな私は超会議に出かけることもなく、平生の休日が如く寝台にてスマートなフェリトンからオタク等の囀りを眺めていたのだ。その中でリズと青い鳥が響け!ユーフォニアムのスピンオフであること、どうやら名作らしい雰囲気を感じ取った。
映画との向き合い方はいくつかあるが、私は前情報をほぼ仕入れずに見るスタイルが気に入っている。すべてのシーンが新鮮であるし、調べる手間もないからである。
そうして私は「黄前さんはモブ」という情報のみで翌日の上映の予約を取り、予定を作り出したことに満足してその日を終えたのであった。
明くる日、映画館で半券を千切り渡された私は想定外の劇場特典を片手に彼女らを映し出す白布の前へと赴いた。
途中で鎧塚みぞれと傘木希美の2人が並んで座っているポスターを見つけ、あ、これは名作なのだ、と確信に変わった。
そこからのことはよく覚えていない。
リズと青い鳥、みぞれと希美、二組はどこか似ていて、どこか違って、そんな違和感を覚えながら話は展開していく。
2人が出会い、離れ、また2人になり、進学という岐路にあってそれぞれの悩みや思いがぶつかり、紡がれ、物語が収束へ向かっていき、幸せに終わる。
また見返さなければならない 。